2014年8月8日金曜日

トマト トマト トマト





















トマトの収穫が最盛期です。
今年は少し味が乗っていないのと
立ち枯れが多くて収量が激減しました。


畑にモグラと野鼠がいるので
根っこの周りを走ったりかじられたりするのも
枯れる原因となりました。

トマトは早いところは2月から育苗が始まるようですが、
地温が暖かくなった5月から種まきをして
8月のみが最盛期という期間の短い、
言い換えると売上の取れない栽培パターンをしています。

確かに2ヶ月間収穫出来る様に育てられ無いのは
腕や経験やセンスの問題だと言ってしまえばそれまで。

いえ、自然に沿った栽培なんです。と言えば
なんか聞こえが良い。

実際の所は
1:育苗ハウスがない
2:温床マットがない
3:露地栽培のみ
この3つの理由が大きく占めています。

加工用でないトマトを栽培するなら
販売期間が長い方がよいに決まっているし
売れ筋の野菜上位に入るトマトはやりがいも感じる筈。

そもそも
野菜を「作ろう」する時点で自然のままではある訳なく
芽かきもしない、支柱も立てない、育苗がそもそも違う訳ですよね。


農法は何ですか?
栽培のこだわりは?
この台詞が無くなって
「今年のトマトの味はこんな感じですよ」
「今年のトマトは軽く加熱すると味が引き立ちますよ」
「今年のトマトはキンキンに冷やすのがおすすめですよ」
などと、農家が主役じゃなくて

野菜が主役な会話が増えるといいな。








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